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堂安律のステップアップをフライブルクが後押し
SCフライブルクに所属する27歳の日本代表MF堂安律に関しては、アイントラハト・フランクフルトやボルシア・ドルトムントが関心を示している。フライブルクでスポーツ・ディレクターを務めるクレメンス・ハルテンバッハ氏はそれを認識しており、移籍を妨げるつもりはないと断言した。ドイツメディア『ティピコ』が1日に報じている。
堂安は2022年7月にPSVアイントホーフェンからフライブルクへ完全移籍し、加入初年度から主力に定着。昨季は公式戦36試合に出場し10得点9アシストを記録している。その活躍を受け、他クラブから注目が集まった。フライブルクとの契約は2027年6月まで残っているが、今夏に移籍するとの見方が強まっている。
フライブルクにとってもチームに欠かせない選手だが、ハルテンバッハ氏は「彼が次のステップを望むなら、我々はその邪魔をしないということは最初から合意していた。もちろん彼に残って欲しいとは思っているが、現実を受け入れて合意事項を尊重しなければならない。彼の将来にとって正しいクラブからオファーがあれば、我々はそれに反対しない」と述べ、移籍を容認する構えを見せている。
堂安が移籍先として重視しているのは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場するかどうかだ。同メディアは「以前からの合意に基づき、フライブルクは彼の次のキャリアステップにゴーサインを出している。その背景には長期的な取り決めがあるという。彼はCL出場を夢見ており、それはフライブルクが昨季あと一歩で届かなかった目標でもある」と伝えている。交渉が進めば、同選手の新天地は来季CL出場クラブとなりそうだ。
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