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相馬勇紀の前回大会のゴールに注目

　サッカー日本代表は、7日から開幕する東アジアE-1サッカー選手権 2025決勝大会 韓国に参戦する。国内組にとっては、大きなアピールの舞台の場となる今大会。2022年大会では輝きを放ち、その後の2022FIFAワールドカップ カタールのメンバー入りを果たしたFC町田ゼルビアFW相馬勇紀の前回大会のゴールをここで紹介する。

　2022年の大会に続き、韓国で行われる今大会のメンバーにも名を連ねた相馬。日本が4大会ぶり2度目のE-1のタイトルを獲得した前回大会では、得点王とMVPも受賞した。中でも、2022年7月19日に「茨城県立カシマサッカースタジアム」で行われた初戦の香港戦は、2ゴールを奪う大活躍。特に2点目の得点は圧巻だった。

　開始早々の2分に先制点となる直接FKを沈めていた相馬は、日本が4-0でリードして迎えた55分にも魅せる。水沼宏太のパスから右のポケットに侵入した山根視来が、低くて速いクロスを供給。これをニアに走り込んだ相馬が、ゴールに背を向けた状態でバックヒールで流し込み、チームに5点目をもたらした。自身のやや後ろにきた難しいボールだったが、見事に決めきった得点だった。その後、1点を追加した森保ジャパンは、6-0で大勝した。

　最近のJリーグのパフォーマンスや経験値を考えると、チームの攻撃陣を牽引する活躍が期待される相馬。前回大会を上回るようなパフォーマンスを披露できるか注目だ。