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中村草太が圧巻のゴール

　サッカー日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第1戦でホンコン・チャイナと対戦し、6-1で勝利した。後半開始からピッチに立ったサンフレッチェ広島のFW中村草太が奪ったチームの6点目のゴールは、個人技から決めた見事な得点だった。

　日本代表は、前半26分までにジャーメイン良の4得点と稲垣祥がゴールを挙げ、前半を5-0で折り返す。しかし、59分にはセットプレーから失点。後半はなかなかネットを揺らせずに時間が経過したが、後半開始からピッチに立っていた中村が試合終了間際にゴールを奪う。

　後半アディショナルタイム5分、敵陣でボールを持った中村は相手選手を1人交わすと、そのままスピードに乗ってボックス内に侵入。ゴール前で、ボールを失いそうになったものの、球際を制して、左足でフィニッシュ。見事にゴール左隅に沈め、チームに6点目をもたらした。中村のスピードと得点力を見せつけた圧巻のゴールだった。

　この得点の直後に試合終了のホイッスルが鳴り、日本はホンコン・チャイナを6-1で下し、初戦を白星で飾った。