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サッカー日本代表、大関友翔のイメージは「憲剛さん」。憧れの先輩を意識したワンプレーとは【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

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ホンコン・チャイナ戦のサッカー日本代表MF大関友翔
【写真:Getty Images】

大関友翔が持ち味を発揮したシーンを語る

 サッカー日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第1戦でホンコン・チャイナと対戦し、6-1で勝利した。試合後、後半途中からピッチに立ち、代表デビューを飾った大関友翔が取材に応じ、自身のパフォーマンスを振り返っている。

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 62分にピッチに立った大関は「シュートチャンスは常に狙ってましたし、押し込む展開が多かったので、ニアゾーンだったり、ゴール前に自分がどれだけ入っていけるのかを意識して入りました」と振り返ったように、3列目から追い越す動きを見せ、積極的にゴール前に顔を出した。

 ボランチでコンビを組んだ稲垣祥との連係面には、「2人でボランチとしてのバランスを確認していた。前に入っていくか、下がるかの役割分担もできた」と語り、限られた準備期間ながらもスムーズに連係を築けていたと明かした。

 そんな大関は73分、ピンポイントのフライパスから中村草太の決定機を演出。惜しくも得点にはつながらなかったが、持ち味を発揮した象徴的なシーンだった。

 その場面については、「イメージは(中村)憲剛さん。ウズベキスタン戦の岡崎(慎司)選手に出したパス。もうちょっとスピードがあれば草太くんも余裕を持ってトラップできたかなと思います」と、所属する川崎フロンターレの先輩で、「ロールモデル的な存在」と認める中村憲剛が背負っていた背番号14でプレーした大関は振り返った。

 第2戦は12日の中国戦。「スタートラインに立てた」と語る20歳は、「チャンスがある限り得点も狙いたい。次の中国戦は大事になるので、自分がどう関われるか意識していきたい」と、次戦への強い意欲を見せた。

(取材:加藤健一【韓国】構成・文: 編集部)

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【了】

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