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鈴木彩艶、新天地はイングランドか?
セリエAのパルマに所属する22歳の日本代表GK鈴木彩艶に対し、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドが関心を示しているようだ。すでに獲得に向けた交渉を開始しており、想定される2000万ユーロ(約32億円)の移籍金も障害にはならないと、英メディア『コートオフサイド』が8日に報じている。
鈴木は2023年8月に浦和レッズからベルギー1部のシント=トロイデンVVへ期限付き移籍した後、2024年2月に完全移籍へ移行した。そして、同年7月にはパルマへ移り、昨季は正守護神として公式戦37試合に出場している。その活躍を受け、今夏の移籍市場ではナポリなどが同選手に興味を示していた。ただ、パルマは売却に消極的な姿勢を見せている。
そんな中、ゴールキーパー陣の強化を目指しているウェストハムが、鈴木を獲得するための交渉を進めているようだ。32歳のフランス代表GKアルフォンス・アレオラがウェストハムの正守護神を務めているが、同メディアによると「かなり平凡なパフォーマンスに終始し、その不安定さがチームにとって貴重な勝ち点を失う原因になっていた」という。
そこで目をつけたのが鈴木だ。同メディアは「プレミアリーグのクラブに加入するチャンスは、若手ゴールキーパーにとって非常に魅力的だ。彼のキャリアにとって大きなステップとなり、プレミアリーグのスター選手としての地位を築こうとするはずだ。イングランドでの継続的な出場機会は、彼のさらなる成長を促し、ポテンシャルを最大限に引き出す助けとなるだろう。彼の市場価値は2000万ユーロと見られているが、ウェストハムは彼を獲得するための資金力を持っており、将来のスター選手として育て上げる可能性もある」と伝えた。
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