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【写真:Getty Images】
ジャーメイン良が代表デビュー戦で4ゴール
サッカー日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の初戦でホンコン・チャイナ代表と対戦し、6-1の大勝を飾った。この試合でサッカー日本代表デビューとなったジャーメイン良が前半だけで4ゴールの大活躍。95年ぶり、史上2人目の快挙を成し遂げ、大きなインパクトを残した。
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試合後、4ゴールを奪ったことについて、「去年見せていた爆発力が出せたかなと思います」と振り返ったジャーメイン。
今季はここまでリーグ戦23試合に出場し、わずか4ゴールにとどまっているが、昨季は日本人最多タイの19得点をマークした。1試合でいきなり4得点とまさに得点力が爆発した。
「最初のシュート。リーグ戦で言えば、自分はそこが精度を欠いていた部分があったので、最初の1点目が入ったことで、比較的に良い流れでできました」
ポジショニングも光っていた。垣田裕暉や稲垣祥の動きを見ながら空いたスペースをとり、「良いフィーリングでシュートが打てた」と冷静に分析。2点目は相手の背後に走り込み、「自分はああいう形の得点が多いので、そういう1つの良さが出たと思います」と語った。
代表デビュー戦での4得点という記録については「名前が残ったのはうれしい」と喜んだが、「たまたま今回、自分がフィニッシャーだっただけで、周りの選手の作りとかが大きかった」と自身のことよりも周りとの関係性が生んだゴールだと強調した。
特に、相馬勇紀とのコンビネーションには手応えを感じたようだ。「クロス精度が高いというのは今に始まったことじゃないというか、昔からJリーグの中で、代表でもよく見てた時に本当に良いボールが入ってくるなって信じて、良いポジションをとれたと思います」。
この日の4得点で、すでに今季リーグ戦での得点に並んだジャーメイン。「自分らしい」という万能型ストライカーの爆発は今大会だけでなく、今後の代表でも大きな武器となりそうだ。
(取材:元川悦子【韓国】、文:編集部)
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