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「迷いさえ消えれば」久保藤次郎は反省を活かす。サッカー日本代表で「縦で怖さを出した後に活きるプレー」【E-1選手権】

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サッカー日本代表MF久保藤次郎

【写真:編集部】

サッカー日本代表・久保藤次郎が次戦以降での出場へ意気込み

 サッカー日本代表は10日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の2戦目、中国代表戦に向けてトレーニングを行った。8日の初戦、ホンコン・チャイナ代表戦でスタメン出場し、日本代表デビューを果たした久保藤次郎は自身のプレーを改めて振り返り、次戦以降への意気込みを10日に語っている。

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「振り返ってみて、思ったよりは悪くなかったかなっていうのはあって、判断のところもそんなに悪くなかった。もうちょい自信を持って仕掛ければ良かったな、っていうのはありますね」

 ホンコン・チャイナ代表戦の映像でプレーを確認したことで、一定の手応えも得た様子だった。それでも、「1対1の成功率は上げないといけない」と課題を自覚し、「点差や相手の実力を考えると、もっと抜ききらないといけなかった」と悔しさをにじませた。

 森保一監督からは「もうちょい相手に向かって仕掛けていっていいんじゃないか」とアドバイスを受けたという。久保は「確かに自分的にもちょっと相手というよりはスペースに運ぶ(意識が強かった)というか。もうちょっと相手に向かって仕掛けて行けば良かった」と課題を挙げた。

 持ち味のカットインについては、「縦で怖さを出した後に活きるプレー」と位置づけ、まずは縦への突破を相手に植え付けることが重要だと話した。

 試合後には家族や友人、柏レイソルのチームメイトからもメッセージが届いた。

「自分以上に喜んでくれる人がいる。自分のためにはもちろんですけど、やっぱり応援してくれる人もたくさんいるのを忘れずにプレーしていきたいと思います」

 今大会の残り2試合に向けて、アピールを誓う。

「次どういうふうにチャンスがもらえるかわかんないですけど、チャンスをもらったときには、もうちょい力を抜いてやれる。自分の判断もそんなに間違ってなかったっていうふうに、しっかり振り返りもできたんで、その迷いさえ消えれば、自分本来の良さをどんどん出していける自信はあります」

(取材:加藤健一【韓国】、文:編集部)

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【了】

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