サッカー日本代表　最新ニュース

【写真：Getty Images】

中国代表戦に向けサッカー日本代表が調整

　東アジアE-1サッカー選手権に参加しているサッカー日本代表は11日、韓国・水原市で練習を行った。初戦後の記者会見で森保一監督は「できればすべての選手にピッチに立ってもらい成長につなげたいという狙いがあった」と話している。初戦同様に次戦も大きくメンバーを変更する可能性もありそうだ。

　11日の前日練習では26人全員がグラウンドに姿を現したが、前日にホテルで調整となっていた古賀太陽はこの日も別メニュー調整となり、中国代表戦に先発する可能性は非常に低くなった。

　中国代表戦も3バックが濃厚だが、10日の練習後に森保監督は2トップの可能性を示唆。11日の練習では公開部分でクロス攻撃の練習が行われ、Aパターンでは垣田裕暉、細谷真大、山田新、Bパターンでは原大智、細谷、垣田が最前線（センターフォワードの位置に入っている。

　追加招集の原は京都サンガF.C.では［4-3-3］のウイングを主戦場としており、日本代表の［3-4-3］に当てはめるとシャドーの一角に入るとみるのが定石。ただ、2トップを採用するのであれば、その一角として原は適任だろう。原の合流ににより前線の組合せは増えるはずだ。

「選手たちの日常の試合をみて、中2日3日で試合をしなければならない、彼らがどういう役割をしているか、初戦にはその組み合わせの中でコンディションも見極めながら2戦目以降も、考えて、3しあい目も戦っていければと思います」

　10日の練習後に森保監督はこう話している。6月は右ウイングバックでの出場だった佐藤龍之介が右シャドーでプレーするなど、活動の中でオプションが増える可能性もある。

（取材・文：加藤健一【韓国】）

【関連記事】
サッカー日本代表、中国代表戦のキックオフ時間や放送予定は？【E-1選手権】
サッカー日本代表、中国戦の予想スタメンは？【E-1選手権】
【一覧表】最新FIFAランキング1位〜100位 7月10日発表

【了】