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「実験は継続」サッカー韓国代表が香港代表を撃破、現地はW杯に向けた新戦術の可能性を指摘「価値はあるか」【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Getty Images

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韓国代表

【写真:Getty Images】

韓国の実験

 東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会第2節、サッカー韓国代表対ホンコン・チャイナ代表(香港代表)の試合が11日に行われた。試合は韓国が2-0で勝利している。韓国メディア『Newsen』は11日に、E-1選手権で韓国代表が来年のW杯に向けて新しい戦術を試していることを伝えた。

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 初戦で日本代表に1-6で大敗したホンコン・チャイナと、中国代表に3-0で勝利した韓国による第2戦。韓国は、FC町田ゼルビアに所属するFWナ・サンホ、鹿島アントラーズのDFキム・テヒョンが先発出場している。

 27分、MFソ・ミンウのパスをペナルティエリア内で受けたFWカン・サンユンがうまく反転してシュートを放ち先制点を決めた。迎えた67分、FWイ・ホジェがクロスに頭で合わせてゴールを決め、リードを2点に広げた。その後、ホンコン・チャイナの反撃を抑えた韓国が2-0で勝利している。

 同メディアは、「3バックの実験は継続。果たしてAプランとしての価値はあるだろうか」と前置きした上で、6月に全日程を終えたアジア最終予選から新しい戦術をテストしている韓国代表について次のように言及した。

「中国戦に3バックを採用した。ホン・ミョンボ監督は、中国戦の後に『プランAにもBにもなるだろう。今後どの選手が守備的、もしくは攻撃的になるか判断するにはまだ早いが準備は継続していく』と言及した。韓国が相手よりも優勢の試合では、相手のカウンターを対処すれば失点を減らすことができる。アジア最終予選でカウンターから失点が多かった韓国としては、これに対する解決方法として3バックを活用するということなのかもしれない」

 そして、「強豪チームを相手にする時も、守備の選手が多い3バッグ戦術は十分活用できる。挑戦者として臨むワールドカップ本大会では、このような実利的なプランは必須である」と、本大会を見据えた戦術をテストしていると強調した。日本は15日に韓国と最終戦で激突する。果たして、韓国がどのようなシステムで日本と対戦するのか注目だ。

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【了】

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