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11年前のスーパーゴール

　FIFAワールドカップ（W杯）公式『X』は14日、「2014年7月13日：マリオ・ゲッツェの輝いた瞬間」と記し、当時ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェがW杯決勝の舞台で沈めた決勝ゴールの動画を投稿した。その得点は、母国を優勝に導いたスーパーゴールだった。

　2014年の日本時間7月14日に聖地マラカナン・スタジアムで行われたブラジルW杯の決勝戦。ファイナルに駒を進めたのは、ドイツとアルゼンチンだった。試合は、両者ともに決定機を作り出したものの、90分を終えても決着が着かず、勝負の行方は延長戦へ。

　そして、延長後半8分に死闘に終止符を打つゴールが生まれる。左サイドを駆け上がったアンドレ・シュールレが左足でクロスを供給。これをニアでフリーで受けたゲッツェが、胸トラップから左足ボレーを放つと、見事にゴール右隅に突き刺さった。88分からピッチに入った当時22歳が、高い技術を見せつけた圧巻のゴールだった。

　この得点が決勝点となり、ドイツがアルゼンチンを下し、見事に世界一の座に輝いたのだった。