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【写真：Getty Images】

韓国代表戦に向け準備を進める荒木隼人

　サッカー日本代表は13日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・中国代表戦の翌日にトレーニングを行った。練習後、サンフレッチェ広島のDF荒木隼人が取材に応じ、次戦・韓国代表戦への意気込みを語った。マッチアップが予想されるFWオ・セフンへの対応や、韓国代表の印象について言及している。

「韓国はホームですし、勝たなければ優勝がなくなるという状況なので、勢いを持ってくる。立ち上がりを集中することが非常に大事だと思います」

　初戦のホンコン・チャイナ代表戦にスタメン出場した荒木は、次戦での起用が濃厚だ。守備の要として、韓国代表の強力な攻撃陣とのマッチアップが注目される中、Jリーグの舞台でもしのぎを削る、FC町田ゼルビアのFWオ・セフンとの対峙に意識を向けている。

「体が非常に強いので、ボックス内のクロス対応では自由を与えないポジショニングや連係を取りたい」

　また、最終ラインの守備の修正についても言及した。初戦のホンコン・チャイナ代表戦では攻撃の時間が多かったことから、リスク管理の精度向上をチーム全体で確認したという。

「ほとんどの場面ではできていましたが、いくつか改善すべき点はありました。スタッフや選手間で話し合って、より良くなってきていると思います」
　
　さらに、国際審判のジャッジ基準への適応や、チームの戦術理解にも取り組んでいると語り、「勝つために良い準備をしたい」と強調した。

「韓国は組織的で、個の能力も高い。うまくいかない場面も増えると思うので、粘り強く、辛抱強く対応することが大切になる」

　荒木は、自らの強みである空中戦と対人守備を武器に、アジアの強敵・韓国代表を相手に、存在感を示す覚悟を固めている。

（取材：加藤健一【韓国】、文：編集部）

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