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「ある程度見せられた」サッカー日本代表、望月ヘンリー海輝がアピールした「律くんやユキナリくん」と違う特徴【E-1選手権】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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サッカー日本代表の望月ヘンリー海輝
【写真:田中伸弥】

望月ヘンリー海輝が手応えを口に

 サッカー日本代表は15日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第3戦で韓国代表と対戦し、1-0で勝利。3連勝で大会連覇を飾った。この一戦で右ウイングバックの位置でフル出場したMF望月ヘンリー海輝が、試合後の取材に応じ、自身のプレーを振り返っている。

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 第2戦の中国戦で1ゴールを挙げ、タイトルの懸かった日韓戦で2試合連続の先発入りを勝ち取った望月。韓国のスピードと技術を兼ね備えたアタッカーに対し、持ち味であるフィジカルとスピードで対応し、日本代表の大会連覇に貢献した。

 守備で奮闘した23歳は、「(これまでに)右で出てる(堂安)律くんやユキナリ(菅原由勢)くんは攻撃が特徴だけど、自分は守備や競り合いで貢献するタイプ。今日の試合で、自分のできることはある程度見せられたと思います」と自身のプレーを振り返った。

 続けて「中国戦ではパッと行かれることがあったけど、それを韓国戦ではうまく改善できた。自分のところで思いっきり行かれることはなかったので、成長として捉えられると思います」と所属するFC町田ゼルビアで共にプレーするナ・サンホやドリブルを武器とするムン・ソンミンにも上手く対応した望月は、一定の手応えを口にした。

 ボールを保持し、押し込む時間が長かった最終予選では、攻撃に特徴を持つ選手が起用されることが多かったウイングバックのポジション。守備特化型という新たなウイングバック像を体現した望月は「スピードでぶっちぎられることもなかったし、セットした状態では自信を持って対応できた。今回得た経験を糧に、もっと高めていきたい」と今後の代表での生き残りを懸けて、抱負を語った。

(取材:元川悦子【韓国】、文・構成:編集部)

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【了】

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