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板倉滉、まだ去就不透明?
ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属する28歳の日本代表DF板倉滉に関しては、アイントラハト・フランクフルトへ移籍するとの噂が浮上している。しかし、退団濃厚から一転して残留の可能性が高まっているようだ。ドイツメディア『アプソリュート・フットボール』が17日に報じている。
板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ完全移籍した後、オランダのフローニンゲンやドイツのシャルケに期限付き移籍。その後、2022年7月にボルシアMGへ移り、加入初年度から主力として活躍している。昨季はセンターバックとして公式戦33試合に出場し4得点1アシストを記録した。チームに欠かせない選手だが、現行の契約は2026年7月に終了する。そのため、契約延長の話もあったが、同選手は応じていないようだ。それを踏まえ、ボルシアMGは売却を視野に動いている。
しかし、状況が一変したかもしれない。同メディアは「当初は板倉の放出が計画され、移籍金を得るチャンスとして注目されていた。ただし、現時点で板倉に対する具体的なオファーはない」とし、「即戦力の補強には、やはり資金が必要だ。そのためには主力選手の売却、つまり痛みを伴う選択肢も視野に入れている」と伝え、スイス代表DFニコ・エルヴェディが売却候補に浮上したことを示唆している。エルヴェディが移籍することになれば、板倉をチームに残すこともあり得るだろう。
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