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板倉滉、新天地はオランダ？

　ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属する28歳の日本代表DF板倉滉に関しては、これまでドイツのアイントラハト・フランクフルト行きが噂されていた。しかし、最近になってオランダのPSVやアヤックスが獲得へ向けて動いているようだ。フロリアン・プレッテンベルク記者が22日に明かしている。

　板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへ完全移籍した後、オランダのフローニンゲンやドイツのシャルケに期限付き移籍。その後、2022年7月にボルシアMGへ移り、加入初年度から主力として活躍している。昨季はセンターバックとして公式戦33試合に出場し4得点1アシストを記録した。チームに欠かせない選手ではあるが、ボルシアMGとの契約延長に応じなかったことで、今夏移籍が濃厚となっている。

　当初、板倉はフランクフルトへの移籍が最有力とされていた。だが、ブラジル人DFトゥタの去就が決まっておらず、守備陣に関しては現有戦力で来季を戦うことも視野に入れていることから、フランクフルト行きの可能性が後退。一転して、ボルシアMGに残留するとの見方も強まっていた。ただ、最近は別の形で再び移籍話が過熱している。

　プレッテンベルク記者によると「PSVが板倉に対し、900万ユーロ（約14億4000万円）超の第2のオファーを提示。最初のオファーは拒否されたが、ボルシアMGは現在、この2度目のオファーを精査中だ。アヤックスも動向を注視している」という。今後交渉が進展すれば、板倉の新天地はオランダになるかもしれない。