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【写真:Getty Images】
日韓の違い
東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国第3節、サッカー日本代表対韓国代表の試合が15日に行われた。試合は日本が1-0で勝利し、大会連覇を達成している。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は23日に、両国の国内リーグの違いと世界のトレンドが勝敗に大きな影響を与えたと指摘した。
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E-1選手権で行われた日韓戦では、両チームともに同じ3バックを採用した。特に、韓国は6月に終了したアジア最終予選では3バックを採用しておらず、来年に控えたW杯に向けての新しい試みとして新戦術に挑戦した形だ。
同メディアは、「Jリーグ45% VS Kリーグ16%、なぜKリーグにはバイエル・レバークーゼンやインテルが登場しないのか」と述べた上で、E-1選手権での韓国代表チームを次のように振り返っている。
「E-1選手権に出場した韓国のキーワードは3バックだった。結果的に、ホン・ミョンボ監督率いるチームは3試合で1失点。若干守備的には見えたが練習期間が短い代表チームには適していた。しかし、日本の3バックとはディティール面で違いがあった」
そして、「世界の戦術的なトレンドに対して、Kリーグで3バックを活用するチームは少ない。全体の16.7%にとどまっている。日韓戦で選抜したKリーガーが所属するチームで3バックを使うところはなかった。一方で、日本は3バックと4バックを併用するチームを含めると約60%(12チーム)にまで増える」と、両国の国内リーグで3バックを活用しているチームの数の差が大きく影響していると指摘。
また、「Kリーグではいつからか3バックが守備的という理由で好まれなくなった。しかし、最近になって世界的に3バックが再び台頭している。プレミアリーグで3バックを活用した回数は、22/23シーズンが64回、23/24シーズンが71回、24/25シーズンが117回と急増している。シャビ・アロンソ監督が率いたレバークーゼンはブンデスリーガを制覇。シモーネ・インザーギ監督が率いたインテルもリーグ優勝を成し遂げている」と、世界の強豪クラブでは3バックを採用しているチームも多いことから、必ずしも守備的なフォーメーションではないことを強調している。
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