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【写真：Getty Images】

日本と差ができた理由？

　国際サッカー連盟（FIFA）は10日、最新のFIFAランキングを発表した。6月シリーズで1勝1敗だったサッカー日本代表は、15位から2ランク下がり17位となっている。韓国メディア『ベストイレブン』は25日に、今回の発表で23位だった韓国代表が日本よりもランキングが低い理由について指摘した。

　今回の発表では、日本が17位でアジアトップ。イラン代表が20位でアジア2位、そして韓国が23位でアジア3位だった。同メディアは、「『世界23位』の韓国サッカー、FIFAランキングで日本に圧倒されている理由が明らかになった。直近5年間で、日本がヨーロッパに選手を輩出した人数は276人なのに、韓国は全大陸を合わせても238人だ」と前置きした上で、次のように述べている。

「CIES（国際スポーツ研究センター）は、直近5年間で海外リーグに選手を輩出した国のランキングを発表した。韓国は、直近5年間で238人の選手を輩出して全体の41位だ。日本との差は倍近くになっている。日本は422人の選手を海外に送っており、ランキングでは23位だった」

　また、「欧州のリーグに限定すると日韓両国の格差はさらに広がっている。日本は276人の選手をヨーロッパに送った。422人のうち半分を超える数字だ。一方で、韓国はほとんどの選手が日本や中国、中東などアジアの国でプレーしている」と、韓国とは異なり、海外でプレーする日本の選手の多くは欧州のクラブに所属していることを強調した。

　そして、「直近20年間、欧州5大リーグでプレーした選手の数字でも韓国は日本に圧倒された。韓国のFIFAランキングは23位で、17位の日本よりも6ランク低い。ホームで行われた東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会では3軍の日本に敗れて、韓国は準優勝に終わった」と、欧州に選手を送りこんでいる数の差が両国の力関係にも大きく影響していると指摘している。

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