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板倉滉、オランダ行きの可能性が高まる

　ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属する28歳の日本代表DF板倉滉に関しては、オランダのPSVとアヤックスが獲得に向けた動きを見せているようだ。特にPSVはボルシアMGと交渉中だが、依然として契約成立には至っていないと、フロリアン・プレッテンベルク記者が7月31日に明かしている。

　板倉は2022年7月からボルシアMGに在籍し、昨季はセンターバックとして公式戦33試合で4得点1アシストを記録した。チームに欠かせない選手ではあるが、ボルシアMGとの契約延長に応じなかったことで、今夏移籍が濃厚となっている。しかし、移籍先の最有力候補だったアイントラハト・フランクフルトとの交渉に進展は見られず、ボルシアMGに残留するとの見方も強まっていた。

　そんな中、プレッテンベルク記者が「アヤックスも板倉の争奪戦に加わっている。オランダ代表DFヨレル・ハトのチェルシー移籍が目前に迫っていることを考えると、その動きはより活発になるだろう。なお、ボルシアMGとPSVの間では、まだ合意には至っていない」と伝え、オランダ行きの可能性が高まっていることを明かした。それを踏まえ、英メディア『トリブナ』は「板倉は、その落ち着きやポジショニングの良さ、最終ラインからのビルドアップ能力で高く評価されており、ハトの後釜として有力候補となっている」と伝えている。