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ウェストハム・ユナイテッド、鈴木彩艶に関心を示していたが…

　セリエAのパルマに所属する22歳の日本代表GK鈴木彩艶に対し、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドが関心を示していた。しかし、レスター・シティのデンマーク代表GKマッズ・ハーマンセンに狙いを定めたことで、鈴木の移籍は実現しないかもしれない。英メディア『クラレット・アンド・ヒュー』が7月31日に報じている。

　ウェストハムでは32歳のフランス代表GKアルフォンス・アレオラが正守護神を務めているが、昨季14位に低迷したことにより、チームは戦力強化を図っていた。補強候補の一人として鈴木の名前が挙がり、プレミアリーグ行きの可能性が浮上。しかし、パルマは売却に消極的な姿勢を見せ、これまで交渉が進展した様子はなかった。その一方で、25歳のハーマンセンもリストに加わり、この二人がウェストハムの明確なターゲットになっている。

　そんな中、同メディアはタイトルに「ウェストハム、正守護神候補に正式オファー」とつけ、ハーマンセンの獲得に乗り出したことを明かした。同メディアによると「選手本人もロンドン東部への移籍に前向きな姿勢を見せている」という。それを踏まえ「鈴木を上回ってヘルマンセンが第一候補になった」と伝えている。今夏の移籍市場で注目を浴びた鈴木だったが、最終的にパルマに残留するかもしれない。