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【写真:Getty Images】
神村学園がPK戦を制して悲願の初優勝
令和7年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(総体)の決勝戦、熊本の大津高校対鹿児島の神村学園が2日に行われた。白熱の決勝戦は35分ハーフでは決着がつかず。延長戦を終え、PK戦にまで突入し、九州勢対決を制した神村学園が悲願の初優勝を果たしている。
25分、大津は縦パスを受けた岩﨑天利が反転してシュートを放つ。ボールはペナルティエリア右へ転がり、最後は山下虎太郎がシュートを撃つが、ボールはゴール左へと外れた。
続く31分、神村学園が反撃に出る。GKからのボールに対して前線へ抜け出した伏原俐空はキープからスルーパスを供給。このパスに反応した福島和毅が右足でシュートを放つも、ボールは右ポストへ当たり、ゴールとはならなかった。
前半をスコアレスで折り返すと、50分に均衡が破れる。GKのこぼれ球を山本翼が最後に押し込んで大津が先制に成功する。神村学園はGK寺田健太郎がその後も相手のシュートをセーブするなど反撃のチャンスを狙っていると、前線を抜け出した日髙元がゴールネットを揺らし、後半アディショナルタイム(AT)に追いついた。
試合は35分ハーフの前後半でも決着がつかず、延長戦へ突入する。延長前半終了間際にロングスローのこぼれ球から細山田怜真がミドルシュートを決め、神村学園が逆転に成功する。しかし、83分に岩﨑のヘディングシュートが決まり、大津が同点に追いつく。
延長戦でも決着がつず、試合はPK戦へ突入。両チーム1人ずつ外し、4-4でサドンデスへ。両チーム2人ずつが決め、8人目を大津が失敗し、神村学園が成功させ、初の優勝を決めた。
決勝戦の試合結果は以下の通り。
大津 2-2(PK:6-7)神村学園
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