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【写真:Getty Images】
中国サポーターのボイコット
FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)で、サッカー中国代表は3勝7敗の5位に終わり、アジア4次予選(プレーオフ)出場圏の4位を逃した。中国メディア『SOHU』は29日に、低迷が続く中国代表に対して怒った一部のサポーターがボイコットを始めたことを伝えている。
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アジア最終予選では5位という結果に終わったことで、プレーオフ出場権を逃した中国。チームを率いたブランコ・イバンコビッチ監督を解任し、7月に開催された東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会では、デヤン・ジョルジェビッチ氏が暫定的に指揮を執った。新体制で迎えたE-1選手権では、日本代表と韓国代表に敗北。最終節でホンコン・チャイナ代表に1-0で勝利し、3位で大会を終えている。
同メディアは、「『買う人は誰であれ最低だ』中国代表のスポンサーをファンが激しく拒否し、スポンサー企業であるBYDは窮地に陥っている」と述べた上で、「代表チームのスポンサーをボイコットするファンの動画がネット上で拡散し、大きな議論を巻き起こした。動画の中で、ファンはスポンサーの製品をボイコットすると明言。現在交渉中のBYDは窮地に立たされており、中国サッカー協会はファンの理解を求めている」と、
報道によると、中国サッカー協会とBYDは5年で7500万元(約15億円)のスポンサー契約を結んだと伝えられていたが、サポーターがボイコットを計画していることで契約を打ち切る可能性も出ているようだ。
同メディアは、「現実的な視点から見ると、中国代表チームは近年、確かに成績の低下や評判の低下といった問題に直面しており、ファンの不満にも真摯な根拠がある」と述べつつ、「しかし、ボイコットは議論を呼んでいる。業界関係者の中には、スポンサーの資金援助はサッカー発展の重要な支えであり、スポンサーを失うことは代表チームの運営を困難にする可能性があると指摘する声もある」と、今回の騒動で中国代表に大きな影響が出る可能性を懸念した。
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