フットボールチャンネル

「完全合意に達した」堂安律、ついに交渉成立!フランクフルトが折れた形に「両クラブの交渉力が光った移籍だ」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

フライブルクの堂安律
【写真:Getty Images】

アイントラハト・フランクフルト、堂安律が是が非でも欲しかった?

 SCフライブルクに所属する27歳の日本代表MF堂安律が、アイントラハト・フランクフルトへ移籍する見通しとなった。個人合意に続いてクラブ間交渉も進展があり、ついに移籍金の面で折り合いがついた。あとは正式発表を待つのみだと、フロリアン・プレッテンベルク記者が7日に明かしている。

 

 堂安は2022年7月にPSVからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録した。その活躍を受け、フランクフルトやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブが同選手に関心を示した。特にフランクフルトは積極的に獲得へ動き、早い段階で個人合意まで達している。ただ、フランクフルトは1700万ユーロ(約27億2000万円)程度を望み、フライブルクが2000万ユーロ(約32億円)以上の移籍金を求めたことから、交渉は難航していた。

 そして、最終的にはフランクフルト側が折れる形となったようだ。プレッテンベルク記者は「フライブルクとの完全合意に達し、本日メディカルチェックを実施。移籍金は2100万ユーロ(約33億6000万円)の固定+最大100万ユーロ(約1億6000万円)のボーナス+将来の売却時の利益分配条項付き。契約期間は2030年まで。フライブルクのヨッヘン・ザイアーSDとフランクフルトのマルクス・クローシェSD、両クラブの強い交渉力が光った移籍だ」と伝えている。フライブルク側にとって有利な条件となるが、それだけフランクフルトが獲得を望んだ選手と言えるだろう。

【関連記事】
えぐい稼ぎ…。欧州日本人、最新の高額年俸ランキング2025
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!