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「そんな人材はいない」W杯進出を逃したサッカー中国代表、欧州クラブに移籍する選手の数を日本と韓国と比較しため息「続々と5大リーグに進出している」

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー中国代表

【写真:Getty Images】

中国の現状

 FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)で、サッカー中国代表は3勝7敗の5位に終わり、アジア4次予選(プレーオフ)出場圏の4位を逃した。中国メディア『SOHU』は13日に、欧州5大リーグに挑戦する選手の数が、日本や韓国と比較すると圧倒的に少ない自国の状況について伝えている。

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 同メディアは、「日本や韓国の新星たちがヨーロッパに進出しているが、中国サッカー界にはそんな人材はいない。」と前置きし、次のように述べた。

「ソン・フンミンはプレミアリーグを去ったが、彼の後を追って日本と韓国の新星が続々と欧州5大リーグに進出し始めた。2025年はアジア人選手にとって間違いなく大豊作の年となるだろう。特に、先頭に立っている日本と韓国はその好例だ。8月の第1週目時点で、両国合わせて29人の選手がヨーロッパでプレーしている。その大半は23歳以下の有望な選手たちだ。ポジションに関わらず、両国とも代表チームの26人全員を海外組で組むことができる」

 また、「今夏の移籍市場では、韓国のKリーグからは7人の選手がヨーロッパに渡った。数は多くないかもしれないが、その質は非常に高い。韓国にとっては成功と言えるかもしれないが、日本にとっては十分ではない。日本から見るとそれは十分な数ではない、なぜなら、Jリーグからは、22人の選手を欧州リーグに送り出しているからだ」と、日本と韓国からヨーロッパに移籍した選手の数について言及した。

 そして、「近隣諸国の驚異的な成果と比較すると、中国サッカーは大きく差をつけられている。今年の初めに2人の選手が中国スーパーリーグに復帰したことで、欧州でプレーする中国人選手はいなくなった。安定した出場機会でユースの大会でも頭角を現している日本や韓国の同世代の選手たちと比べると、欧州からの注目度が低い中国の選手はスタートから不利な状況だ」と、中国の若手選手たちが、国内リーグから欧州へ移籍することさえ難しくなっている現状を嘆いている。

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【了】

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