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「かつては弱小だった日本」W杯本大会行きを逃したサッカー中国代表、現地は日本代表から学ぶべきと強調「今や恐るべき存在」

text by 編集部 photo by Getty Images
中国戦のサッカー日本代表

【写真:Getty Images】

日本代表から学べ?

 FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)で、サッカー中国代表は3勝7敗の5位に終わり、アジア4次予選(プレーオフ)出場圏内の4位を逃した。中国メディア『SOHU』は21日に、中国は日本代表から学ぶべきだと指摘している。

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 プレーオフ出場権を逃した中国は、ブランコ・イバンコビッチ監督を解任。7月に開催された東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会では、それまでU-20代表で指揮をとっていたデヤン・ジョルジェビッチ氏が暫定監督としてチームを率いた。迎えたE-1選手権では、日本と韓国代表に敗北。最終節でホンコン・チャイナ代表に1-0で勝利し、3位で大会を終えている。

 同メディアは、「かつて多くの人から弱小チームとみなされていた日本代表は、今やアジアサッカー界において恐るべき存在となっている。わずか20年ほど前までは、中国ファンの多くは彼らを脅威とさえ考えていなかった」と前置きし、日本について次のように言及した。

「長年の努力の積み重ねによって、最終的にアジア、そして世界サッカーの頂点に上り詰めた。なぜ、地域の強豪からアジアの強豪へと躍進できたのだろうか。答えは簡単だ。それは、日本サッカーシステムの継続的な進歩と綿密な計画にある。ユース育成、スクールサッカーの普及、欧州のトップクラブとの連携など、日本は一貫してユースサッカーの育成を重視してきた。これらの施策は一時的なものではなく、長期的な積み重ねの賜物であり、緻密な戦略立案と強力な実行力を示している」

 また、「中国サッカーの現状は憂慮すべきものだ。毎年、レビューと計画会議を開催。国内リーグから代表チーム、ユース育成からプロ育成まで、あらゆる面で詳細な分析と計画策定を行っている。しかし、長年の努力にもかかわらず、サッカーのレベルは大きく向上していない」と、日本と中国を比較した。

 そして、「日本の発展が自然な流れだとすれば、中国サッカーの衰退は実に残念なことだ。様々な計画や長期目標を掲げていても、真摯な実行と実践がなければ、それらは空虚な願望に過ぎない。中国のレベルを真に向上させるには、日本男子代表の成功体験に学び、細部に至るまで科学的かつ合理的な計画を立て、それを断固として実行していく必要がある」と、日本から学ぶべき点は多いと強調している。

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