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「魔法のように頭上を超えた」ブライトンMF三笘薫、現地紙は圧巻のダイレクトボレーからのスーパーゴール未遂を惜しむ

text by 編集部 photo by Getty Images
ブライトンMF三笘薫

【写真:Getty Images】

現地もため息の三笘薫の圧巻ボレーシュート

 イングランド・プレミアリーグ第2節、エヴァートン対ブライトンの試合が現地時間24日に行われ、ブライトンが0-2で敗れている。現地メディア『The Argus』は25日に、ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫がこの試合で見せた圧巻のダイレクトボレーシュートに注目した。

 フラムとの開幕節は、先制するも後半終了間際に失点したことで1-1の引き分けに終わったブライトン。チームを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督は、FWダニー・ウェルベック、MFマット・オライリー、DFヤン・ポール・ファン・ヘッケ、そして三笘らをスタメンに起用した。

 現地が注目したのは、17分の三笘の芸術的なボレーシュートだ。GKバルト・フェルブルッヘンのロングパスに合わせて抜け出すと、DFジェームス・ターコウスキーのクリアミスを見逃さずに胸トラップで前方に落とすことに成功する。そのままペナルティエリア内へ侵入するとワンタッチで高く浮かし、落ちてきたボールに合わせてシュートを放った。三笘の鮮やかなボレーシュートは、惜しくもバーに直撃している。

 同メディアは、「選手たちがピッチに入場する際に、エバートンのファンは素晴らしい歓声を送っていた」と前置きし、「遠征したブライトンのサポーターが指摘したように、騒ぎはすぐに静まった。先制することで、さらに地元住民の緊張を高めたはずだった。三笘薫がタッチしたボールは、魔法のように二人のディフェンダーの頭上を超えた。落ちてきたボールをボレーシュートに持ち込んだが、クロスバーに当たっている」と、試合の流れを変えかねないプレーだったと強調した。

 その後、2失点してしまったブライトン。そのまま試合は終了し、0-2でエヴァートンに敗れている。記念すべき今季初白星は、次節以降にお預けとなってしまった。

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