【写真:Getty Images】
途中出場から大仕事の南野拓実
フランス・リーグアン第3節、ASモナコ対RCストラスブールの試合が現地時間8月31日に行われ、モナコが3-2で勝利した。この試合では、モナコに所属するサッカー日本代表MF南野拓実が試合終了間際に勝ち越しゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
モナコが開幕から2連勝と好調のストラスブールをホームに迎えた一戦。モナコを率いるアドルフ・ヒュッター監督は、DFエリック・ダイアー、MFラミン・カマラ、FWフォラリン・バログンらをスタメンに起用している。なお、南野は今季初のベンチスタートだった。
6分、モナコはMFマグネス・アクリウシェのゴールで先制する。さらに、48分にはバログンの得点で2-0とした。しかし、73分、76分と立て続けに失点してしまう。追いつかれたモナコは、85分にMFアレクサンドル・ゴロビンを下げて南野を投入した。
迎えた後半アディショナルタイム、南野がスコアを動かす。右サイドでボールを持った南野は、中央にいたFWジョージ・イレニヘナにパスを通した。イレニヘナから左サイドへとボールが渡り、パスを受けたアクリウシェがゴール前にクロスを送る。
これに反応したのが南野だ。豪快なダイビングヘッドで押し込み、モナコが勝ち越しに成功した。そのまま試合は終了し、モナコが3-2で勝利している。南野の劇的な決勝弾で白星を飾ったモナコは、代表ウィーク明けの9月13日に14位のAJオセールと対戦する予定だ。