フェイエノールトは現地時間17日、オランダ・エールディヴィジ第3節（延期分）でフォルトゥナ・シッタートと対戦し、2-0の勝利を収めた。試合後、ロビン・ファン・ペルシ監督が、この試合で先制点を挙げたサッカー日本代表FW上田綺世についてコメントしている。オランダメディア『FR12』が、18日に報じた。

ファン・ペルシ監督が上田綺世について言及

　リーグ開幕から4連勝中のフェイエノールト。ホームでのフォルトゥナ・シッタート戦では、40分に上田が均衡を破る得点を挙げる。

　前線からプレスをかけたウサマ・タルガリンが引っ掛けたボールが、ボックス内に流れると、いち早く反応した上田が左足で流し込み、先制ゴールを決めた。1点のリードを手にしたフェイエノールトは、77分にアイメン・スリティが追加点を奪い、2-0の快勝。開幕5連勝を達成した。

　試合後、ファン・ペルシ監督は「上田は今、本当にコンディションがいいんだ」と開幕5試合で5ゴールを挙げている日本人ストライカーについて言及。「僕がここに来て以来、これだけ長い期間ずっと万全の状態なのは初めてだと思う。アルネ（・スロット前監督）もコンディションについては、指摘していたよ。でも、今は調子が良いし、日に日に成長して、プレーも良くなっている」とコメントした。

　続けて「僕たちの守備では、彼がスイッチ役なんだ。上田のプレスのタイミングや強度によって、低い位置でボールを奪えることが多い。それはたいてい彼のおかげさ。最近は裏への動きも増えているし、デュエルにも一段と力強く挑むようになっている。そうやっていけば、ゴールが増えるのは自然な流れだね」と守備面での貢献度に触れつつ、上田の最近のパフォーマンスを称えている。

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