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「どれだけスムーズに体が動くか」サッカー日本代表、南野拓実が大切にしているゴール前での感覚「イメージがちゃんとできてる」

text by 編集部 photo by NN

 サッカー日本代表は9日、翌日に控えたキリンチャレンジカップ2025 パラグアイ代表戦の会場となる「パナソニックスタジアム吹田」でトレーニングを実施した。この日は南野拓実が取材に応じ、先月のアメリカ遠征では課題として浮き彫りとなった“得点力”の部分に言及した。

南野拓実の感覚

南野拓実
【写真:NN】

 日本代表は、9月のアメリカ遠征では1分1敗に終わったことに加え、2試合で無得点。スコアレスドローに終わったメキシコ戦で先発していた南野も決定機を仕留めることができなかった。

「メキシコ戦は、僕も打てるところで打たずにつぶされたり、シュートが上に超えてしまったりとか、そういう最後の“質の”ところっていうのは、個人的にはこだわらないといけない」

 そう話す30歳のアタッカーは、「個人的な感覚で言えば、(フィニッシュの部分で)どれだけスムーズに体が動くかは、ゴールに繋がるか繋がらないかの部分で、自分が大事にしている。ゴールが決まるときは、ボールが来る前に、シュートを打つためのトラップの置き所のイメージがちゃんとできてる。だから、スムーズさを上げていく」と自分自身の感覚にフォーカス。

 そして、10日に対戦するパラグアイ代表、14日に控えたブラジル代表との対戦には「今回はホーム、特に初戦は勝ちにこだわりたい。ブラジル戦は、より難しい試合になると思うんで、ワールドカップに向けて、格上のチーム相手にどのように挑んで戦うのか、何か得られるものがあればいいかなと思います」と意気込みを語った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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【了】

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