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稼ぎが多いのは!? 欧州日本人VS韓国人、高額年俸ランキング11〜15位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月21日時点。[1/5ページ]

15位:菅原由勢(日本代表)

ブレーメンの菅原由勢
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月28日
推定年俸:235万ユーロ(約3億9950万円)
所属クラブ:ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:6試合0ゴール1アシスト

 菅原由勢は、ドイツのブレーメンで推定235万ユーロ(約3億9950万円)の年俸を受け取っており、このランキングで15位となっている。

 2019年に名古屋グランパスからオランダのAZアルクマールに移籍した菅原は、ヨーロッパで着実に成長を遂げてきた。

 AZでは攻撃的な右サイドバックとしてレギュラーに定着し、2023/24シーズンにはリーグ戦で4ゴール7アシストを記録した。

 その活躍が認められ、2024年夏にプレミアリーグのサウサンプトンに加入し、年俸は約18万ユーロ(約3060万円)から大きく跳ね上がった。

 しかし、サウサンプトンではチームの不振もあり苦しいシーズンを送った。

 リーグ戦30試合に出場したものの、終盤は出場機会が減少し、クラブは2部へ降格。今夏、ブレーメンへのレンタル移籍が決まった。

 新天地ではすぐに右サイドバックの定位置を確保。ブンデスリーガでは加入後6試合連続でスタメン出場しており、第3節ボルシアMG戦ではアシストも記録した。

 ホルスト・シュテッフェン監督も「まるでずっとここにいたかのようにプレーしている」とその順応ぶりを称賛しており、評価は上々だ。

 積極的な攻撃参加で得点機会に絡むシーンも多く、1アシストという数字以上に存在感があり、クラブ内での信頼を高めている。

 一方で、サッカー日本代表では厳しい立場に置かれている。

 森保ジャパンが採用する3バックシステムでは本職のポジションがなく、出場機会を得にくい状況が続いている。

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