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J1 5か月前

借りパク注意!? レンタル先で“覚醒”したJリーガー10人。来季の行方に大注目の男たち【Part2】

 プロの世界は厳しいもので、全ての選手が所属元クラブで出場機会を得られるわけではない。残すところあと2節となった2025明治安田J1リーグを振り返ってみると、所属元クラブで試合から遠ざかっていた多数の選手たちが、レンタル移籍という形でチャンスを求めたことが分かる。今回は、レンタル先で大活躍中のJリーガー10人をピックアップして紹介する。※データは『Transfermarkt』『Jリーグ公式サイト(J1.LEAGUE STATS)』を参照。データは11月7日時点。[1/5ページ]

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FW:エリキ

ヴィッセル神戸エリキ
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年7月18日
所属元:FC町田ゼルビア
レンタル先:ヴィッセル神戸
2025リーグ戦成績:27試合8得点4アシスト

 今季のJ1リーグで27試合に出場して8得点4アシスト。これはヴィッセル神戸がエリキのレンタル期間延長、可能であれば完全移籍契約への移行も狙いたくなるような数字と言えるだろう。

 2019年8月の横浜F・マリノスへのレンタル加入以降、エリキはJリーグで抜群の決定力を披露し続けてきた。

 マリノスでは公式戦通算48試合で24得点、2023シーズンからプレーしてきたFC町田ゼルビアでは62試合で22得点をマーク。同選手在籍時の町田はクラブ史上初のJ1昇格を達成した。

 同シーズン、エリキもJ2リーグ最優秀選手とJ2リーグベストイレブンに選出されている。

 その一方、2023年8月には左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷の大怪我を負ってしまい、長期の戦線離脱を強いられる不運にも見舞われた。

 2024年5月に約9ヶ月ぶりの復帰を果たしたエリキは、同年も公式戦32試合に出場して4ゴール4アシストを記録。攻守に存在感を発揮した。

 そして2025年3月にレンタル加入した神戸でも、相変わらずの得点感覚を見せつけている。

 3トップの右ウイングとしてゴールとアシスト両方に絡んでおり、センターフォワード(FW)の大迫勇也との相性も抜群。良い時間を過ごしてきた町田をあえて離れ、J1連覇中の神戸に加入するという決断は大当たりだった。

 レンタル期間満了日は2025年12月31日。Jリーグを知り尽くし、高確率でゴールを約束してくれるエリキのような外国籍ストライカーは、移籍市場を見渡してもそう多くない。

 31歳FWが来季も引き続きチームに残ってくれるよう、神戸が慰留に動くとしても何ら不思議ではないだろう。

 今季、神戸は惜しくもリーグ3連覇を逃した。タイトルを獲れなかった悔しさが、エリキを神戸残留に向かわせる可能性も捨てきれない。

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