ユベントスを率いるアッレグリ監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第33節が現地29日に行われ、ユベントスはホームでフィオレンティーナと対戦した。
他会場の結果次第で優勝の可能性があるユベントスは、33分に先制を許すも、FWカルロス・テベスの2ゴールなどでフィオレンティーナに3-2で競り勝ち、勝ち点3を積み上げた。しかし、2位ラツィオと3位ローマも揃って勝利を収めたため、優勝決定は次節のサンプドリア戦に持ち越し。ユベントスは残り5試合で1ポイントを獲れば、スクデット4連覇が確定する。
伊メディア『スカイ・スポーツ』で試合後のインタビューに応えたユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「ここまできて我々がスクデットを逃せば奇跡だ。ここ2試合のアウェイ戦は負けていたこともあり、慎重に戦わなければならなかった。だが、選手たちは賞賛に値するプレーをした。素晴らしいシーズンを過ごしているよ。あと1ポイントだ。土曜の試合で優勝を決め、チャンピオンズリーグの準備に備えられることを望んでいる」とコメントした。
続いて、5月5日に行われる欧州CL準決勝1stレグのレアル・マドリー戦については「彼らはタフな相手だが、守備的にプレーするとは思えない。我々だってゴール前を固める戦法が勝利につながるとは考えていないよ。技術に優れたマドリーが相手ならば、完璧な試合をする必要がある」と前回王者の攻撃力を警戒。
最後に、怪我で出場が危ぶまれているMFポール・ポグバの復帰時期については「トレーニングはすでに開始している。明日もう一度検査を受け、状態が良ければ2ndレグで起用できるかもしれない」と明言は避けた。
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