FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に出場するコートジボワール代表が、アメリカで行われるグループステージを母国からのサポーター不在で戦うことになった。フランス紙『レキップ』が11日に報じた。
コートジボワール代表のサポーターが渡航断念
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同紙によると、コートジボワール代表のサポーター組織「エレファンツ全国サポーター委員会(CNSE)」は、米国のビザ発給が認められなかったため、大規模な応援団派遣を断念したという。
CNSEのジュリアン・クアディオ・アドニス会長は、『レキップ』に対し、「サポーターたちは渡航を諦めた。アメリカ政府は、コートジボワールを含む一部の国のサポーターを国内で見たくないという姿勢だった。アメリカは我々に対し、サポーターの来訪を望んでいないと明確に伝えてきた」と不満を示した。
また、「この状況は非常につらい。我々は代表チームを応援するという本来の役割を果たせなくなった。スタンドで自国の文化や応援文化を披露することもできたはずだった」と語った。
CNSEはこれまで2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会などでもサポーターを派遣してきた。今大会では約500人の派遣を計画していたが実現しなかった。
一方で、CNSE関係者のうち数人のみが渡航許可を取得。現地在住のコートジボワール人サポーターをまとめる役割を担うという。ただ、同会長は「彼らでさえビザ取得は容易ではなく、多くの交渉が必要だった」と明かしている。
ドナルド・トランプ政権下で強化された厳格な移民政策は、北中米W杯にも影響を及ぼしている。先日には、FIFA審判団に選出されていたソマリア人主審のオマール・アブドゥルカディル・アルタン氏が米国への入国を拒否され、大会審判団から外れたことも大きな話題となった。
コートジボワール代表はグループステージで、15日にフィラデルフィア(アメリカ)でエクアドル代表、20日にカナダ・トロントでドイツ代表、25日に再びフィラデルフィアでキュラソー代表と対戦する予定となっている。
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