チュニジア代表のサブリ・ラムシ監督【写真:Getty Images】
アメリカ、カナダ、メキシコの共催で行われるFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が日本時間6月12日に開幕した。日本と同組のチュニジア代表は15日、スウェーデン代表と初戦を戦う。3大会連続7回目の出場となるチュニジア代表の指揮官を紹介する。
日本とも縁を持つフランス人指揮官
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チュニジア代表を率いるのは、フランス出身のサブリ・ラムシ監督だ。
1971年生まれの54歳。現役時代はMFとして活躍し、パルマでは中田英寿とチームメイトとしてプレー。インテルでもプレー経験を持つ元フランス代表のボランチだ。
引退後は指導者へ転身し、レンヌ、ノッティンガム・フォレスト、カーディフ・シティ、アル・リヤドなど欧州と中東のクラブを歴任。
さらに、2014年のブラジルW杯ではコートジボワール代表を率いて、日本に2-1で逆転勝ちするなど、日本との縁がある。
2026年1月、チュニジア代表監督に就任。前体制のもとで築かれていた守備組織とW杯出場権を引き継ぎ、本大会を戦う新体制の指揮を託された。
就任直後はチームの整理と守備の安定化に着手。直近の親善試合ではハイチ、カナダを相手に無失点で試合を終えるなど、一定の落ち着きを取り戻しつつある。
一方で、W杯予選では9勝1分22得点0失点という驚異的な成績で本大会出場を決めたものの、アフリカネイションズカップでは一転して守備の不安定さが露呈。4試合すべてで失点し、決勝トーナメント1回戦で敗退した。この結果を受けて前監督が解任され、体制刷新の流れの中でラムシ監督が招聘されている。
チームの特徴は、堅守を軸にした組織力と、セットプレーや素早い攻守の切り替えによる得点力にある。ラムシ体制でもこのベースは大きく変えず、いかに安定感を取り戻せるかがテーマとなる。
史上初のグループステージ突破を狙うチュニジア。予選で示したような安定感を再び取り戻すことができれば、強豪ひしめくグループでも十分に突破の可能性は広がるだろう。再建途上のチームを率いるラムシ監督は、世界の舞台で結果を残すことができるか。
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