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「全員が辞任することを願っている」日韓W杯出場の元チュニジア代表DFが痛烈批判「スポーツ界の大惨事」

text by 編集部 photo by Getty Images

日韓W杯で日本代表と対戦し元チュニジア代表DFハテム・トラベルシ氏
日韓W杯で日本代表と対戦し元チュニジア代表DFハテム・トラベルシ氏【写真:Getty Images】



 元チュニジア代表DFハテム・トラベルシ氏が、日本代表戦の大敗を受けて母国サッカー界を痛烈に批判した。チュニジアメディア『Tunisie Numerique』が伝えている。

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元チュニジア代表DFハテム・トラベルシ氏が母国サッカー界を批判

 チュニジア代表は現地時間21日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループF第2節で日本代表と対戦し、0-4で完敗。初戦のスウェーデン代表戦でも1-5と大敗しており、2連敗でグループリーグ敗退が決定した。

 かつて2002年の日韓W杯で日本代表と対戦し、チュニジア代表の主将も務めたトラベルシ氏は、日本戦について「この敗戦を見るのは非常につらかった。せめてこれ以上失点しないことを願うしかなかった」とコメント。「今回のパフォーマンスはチュニジア代表の歴史や、これまで国際舞台で築いてきた価値を反映するものではなかった」と嘆いた。

 さらに、「今大会で最も弱いチームの一つ、あるいは最も弱いチームだった」と厳しく評価。その責任は選手だけでなく、国内サッカー界全体にあると指摘した。

 また、「我々は今、チュニジアのスポーツ界における大惨事の中にいる。投資もインフラもない。それでどうしてワールドカップで良い結果を期待できるのか」と発言。近年躍進を遂げたモロッコ代表を引き合いに出し、「モロッコが成長したのは高水準のインフラを備えているからだ」と語った。


 加えて、「問題はチュニジアサッカー連盟だけにとどまらないが、帰国後に全員が辞任することを願っている」と述べ、関係者に責任を取るよう求めた。

 さらに代表選考についても踏み込み、「選手が代表に招集されると所属クラブには25万〜30万ドル(約4000万〜4800万円)が支払われる」と指摘。そのうえで、「一部の選手は代表チームのためではなく、所属クラブに利益をもたらすために選ばれた」と主張した。

 トラベルシ氏は、国内のスポーツインフラの不足も失敗の要因だと指摘。CAF(アフリカサッカー連盟)の基準を満たし、国際試合を開催できるスタジアムが国内に一つしかない現状を問題視した。

 また、チュニジア国内メディアについても「多くの番組は中立ではなく、それぞれが応援するクラブの選手を擁護しているだけだ。代表チームの利益を考えていない」と批判している。

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