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日本代表GK鈴木彩艶、欧州王者PSG移籍が破談 “急転”プレミア行きか、アストン・ヴィラが「交渉中」と英紙報道

text by 編集部 photo by Getty Images
パルマの鈴木彩艶

鈴木彩艶【写真:Getty Images】



 パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶のパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が、契約締結目前で破談となった。英紙『The Guardian』は現地時間15日、アストン・ヴィラが正GKエミリアーノ・マルティネスの退団に備え、鈴木の獲得交渉を加速させていると報じた。移籍先がフランスからイングランドへ急転する可能性が浮上している。

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欧州王者PSG移籍が破談

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、PSGとパルマは鈴木の移籍で合意し、鈴木本人もPSG側が提示した年俸条件を受け入れていたという。契約成立は間近とみられていたが、最終段階で代理人や仲介者側から過大な要求が提示されたことにより、交渉は急転して破談となったと伝えた。

 同紙は具体的な要求額や条件の詳細には触れておらず、鈴木本人が追加条件を求めたとは報じていない。このため、選手側へのコミッションなど、取引に関わる手数料条件を巡ってPSGと代理人側が折り合わなかったと現地ではみられている。

 なお、PSGとパルマは、鈴木の移籍について約3500万ユーロ(約63億円)で合意していたとされる。契約書類の交換が進み、メディカルチェックも予定されていたが、最終段階で取引に関わるコミッションの条件が変更されたことを受け、PSGが交渉から撤退したという。

 英メディア『talkSPORT』も、手数料条件の変更が破談の要因になったと伝えている。現時点では具体的な金額や、鈴木本人が条件変更に関与したかは明らかになっておらず、選手本人の要求で破談したと断定することはできない。



 その直後に獲得へ動いたのがアストン・ヴィラだ。『The Guardian』は、ヴィラが鈴木との契約成立へ向けて交渉を進めていると報道。ユベントスがマルティネスへの関心を再燃させており、ヴィラはアルゼンチン代表GKの後継候補として鈴木を位置づけているという。『talkSPORT』も、ヴィラとパルマが「進んだ交渉」に入ったと伝えた。

 鈴木は浦和レッズの育成組織出身で、トップチームデビュー後の2023年にシント=トロイデンへ期限付き移籍。正守護神としてリーグ戦32試合に出場し、2024年夏にパルマへ完全移籍した。セリエA初挑戦となった2024/25シーズンはリーグ戦37試合に出場。昨季は左手の中指と舟状骨の骨折による長期離脱がありながら、20試合でゴールを守った。

 今夏の北中米ワールドカップでは、日本代表の全4試合に先発し、国際的な評価をさらに高めた鈴木。PSG移籍は土壇場で消滅したものの、プレミアリーグ移籍へ向けた交渉は急速に進んでいるようだ。

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