サンフレッチェ広島のバルトシュ・ガウル監督【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島は8月15日、2026/27明治安田J1リーグ第2節で浦和レッズに1-4で勝利した。開幕2連勝を飾った試合後、バルトシュ・ガウル監督は高いインテンシティーの中で主導権を握ったチームの戦いぶりを評価。「常にゲームを支配する」というスタイルへの自信を示した。
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37歳・塩谷司についても言及「年齢に関係なくプレーできる」
サンフレッチェ広島は敵地・埼玉スタジアム2002で浦和レッズを1-4で下し、開幕2連勝を飾った。試合後の記者会見に出席したバルトシュ・ガウル監督は、激しいインテンシティーの中でも選手たちがデュエルで上回り、主導権を握り続けたことを評価した。
「きょうの試合は予想した通り、インテンシティーの高いゲームになった。その中で前半、後半と選手たちがデュエルにも勝って、そこで主導権を握ってゲームを進められた」
広島は16分に鈴木章斗のゴールで先制。22分にオウンゴールで追いつかれたものの、45+2分に塩谷司が勝ち越しゴール。さらに61分にはセバスティアン・アレーが初先発で初ゴール、75分には鈴木が追加点を挙げ、浦和を突き放した。
ガウル監督は、得点だけでなく、ボールを奪い返して相手を敵陣に押し込み、そこからさらにチャンスを作り出す戦い方ができたことを振り返った。
「前半はアンラッキーな形で失点しましたけど、たくさんチャンスを作って、ゲーゲンプレスで相手を逃がさなかった。ボールを奪い返して、相手を相手の陣地に閉じ込めて、そこから1点、2点とゴールしたので、自分たちのスタイルが出ている」
後半には一時的に試合がバタつく時間帯もあった。それでも広島は攻撃の姿勢を崩さず、再び決定機を作り出して追加点を奪取。指揮官は「チャンスをきちっと決めた」という点も勝利につながった要因として挙げた。
37歳の塩谷による勝ち越しゴールはクラブ史上最年長ゴールとなったが、塩谷のプレーについて、ガウル監督は年齢を起用の基準にしていないことを強調する。
「年齢とか関係なく、パフォーマンスによって選手を選んでいます。彼のパフォーマンスは、きょうの試合を見てわかると思いますけど、本当に常にゲームを読む力がある。正しい判断をして、それでゴールするとかアシストするというのは、その先にあるもの」
さらに塩谷について、「インテンシティーの高い試合でも、年齢に関係なくプレーできる。1対1が強い、必ずボールを奪い切れる」と、その能力を高く評価した。
また、この日は広島が多くのセットプレーを獲得し、その一つからアレーが61分にゴールを決めた。ガウル監督は、攻撃的なスタイルを貫く上で、セットプレーを「勝負を左右する」ほど重要なものと位置づけている。
「スローインやフリーキック、コーナーキック(CK)は必ずどの試合も多くなってくる。良いボールさえ入れば、ゴールするチャンスは非常に大きくなるので、セットプレーに対して非常に重きを置いている。試合を決めるくらい重要なものだと捉えています」
CKでは右利きの中島洋太朗と左利きの東俊希の2人がキッカーとして立つ場面も多かった。
具体的な戦術については明かさなかったものの、「ただ蹴り込むだけじゃなくて、バリエーションを増やすためにやっていくことが、2つ以上のオプションを作るという意味で大きい意味を持つということです」と説明。複数の選択肢を持つことが、広島の攻撃を支える一つの要素になっている。
開幕2試合で7得点を記録した広島。ガウル監督は「ボールを持ったときに常にゲームを支配する」というスタイルへの自信を示し、選手たちにさらなる継続を求めた。
(取材・文:竹中愛美)
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