今夏、NECナイメヘンからPSVアイントホーフェンへ移籍したMF佐野航大が、古巣を離れる直前の決断について振り返った。オランダ紙『De Telegraaf』のインタビューに応じ、オリンピアコス戦への出場を見送った経緯について語っている。
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PSVの佐野航大が移籍への葛藤に言及
佐野はPSVへの移籍合意後、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)予選のオリンピアコス戦に出場しないことを決断した。試合で負傷すれば、移籍が破談になる可能性があったためだ。
「私にとって、とても難しい決断でした。以前にも移籍するチャンスはありましたが、そのたびに実現しませんでした。そして今回は合意に達していました。ケガをして移籍が実現しなくなるリスクを抱えたまま、それでもプレーするべきだったのか…」
また、移籍を控えていたことで、頭の中が完全に試合へ向いていなかったことも明かした。
「もし、それによって大きなミスをしてしまったらどうなるか。 私はリスクを冒さないことを決めました。でも、簡単な決断ではありませんでした」
この決断については、当時NECを率いていたディック・シュロイデル監督とも直接話し合ったという。
「彼に伝えるのは難しかったです。私はディックにとても感謝しています。彼は私の成長にとって非常に重要な存在でした」
2023年にファジアーノ岡山からNECへ加入した佐野。オランダでの生活については「最初は難しかった。日本からオランダへの移行はとても大きく、英語もほとんど話せなかった」という。一方で、徐々に環境に適応し、「すぐに自分の居場所だと感じるようになった」と語っている。
NECでは小川航基や塩貝健人ともチームメートになり、3年間を過ごした。古巣について「本当にたくさんのことを学びました」と感謝を示した佐野は、今季からPSVで新たな挑戦に臨む。
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