トッテナムは昨季途中にマウリシオ・ポチェッティーノ監督からジョゼ・モウリーニョ監督への指揮官交代もあり、プレミアリーグでは6位フィニッシュと振るわなかった。しかし、新スタジアム建設にともなう多額の負債や新型コロナウイルスによる財政的ダメージもあり補強予算は限られ、新戦力の獲得も最小限にとどまっている中で、どんな戦いを見せてくれるだろうか。今回はプレミアリーグ開幕を前に、20/21シーズンにレギュラー定着が予想される11人を基本フォーメーションとともに紹介する。
2019/20シーズンは序盤戦を終えた。補強が成功して首位争いを演じるチームもあれば、低迷して監督交代を余儀なくされたチームもある。各クラブのこれまでの戦いを振り返りつつ、見えてきた戦い方と課題を考察していく。第9回はトッテナム。(文:編集部)
プレミアリーグ第14節、トッテナム対ボーンマスの一戦が現地11月30日に行われて、3-2でホームチームが勝利をした。モウリーニョ体制後、3試合で10得点と前線が大爆発中だが、失点数が6と多いのも事実。この試合も3点を奪っておきながら2点を返されてしまい、初陣となったウエストハム戦同様の展開となった。新生トッテナムの課題が浮き彫りになった。(文:松井悠眞)