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藤坂ガルシア千鶴

1968年、札幌市生まれ。清泉女子大学英語短期課程卒業。幼少期から洋画・洋楽の世界にはまり海外に興味を抱き、78年W杯を機に同大会で優勝したアルゼンチンに魅了される。中学生のころから独学でスペイン語を学び、大学在学中から『サッカーダイジェスト』誌にアルゼンチンリーグのニュースを寄稿。89年からはアルゼンチンで暮らしながら、日本のサッカー専門誌やスポーツ紙に南米サッカーの情報を提供している。著書に『マラドーナ新たなる闘い(河出書房新社)、訳書に『マラドーナ自伝』(幻冬舎)がある。

ビエルサとラツィオの短すぎる“結婚生活”。就任2日後に辞任の衝撃。性格の不一致によるすれ違い

マルセロ・ビエルサがラツィオの監督に就任したと発表されて2日後、「はやくも辞任」というまさかのニュースがサッカー界をかけめぐった。この“スピード離婚劇”の原因は何なのだろうか。ビエルサには“エル・ロコ”(クレイジー)という愛称がついていることから、さすがの奇行と評する人々も多かった。だがこのアルゼンチン人監督の行動は、突拍子もないようで一貫性がある。(取材・文:藤坂ガルシア千鶴)

メッシ、代表引退の舞台裏。アルゼンチン協会の腐敗ぶり。首脳陣の不在、求められる正常化

コパ・アメリカ・センテナリオ決勝、アルゼンチン代表がチリを相手にPK戦の末敗れた後、代表引退を宣言したリオネル・メッシ。世界中に驚きを与えた引退劇の裏側では、何があったのだろうか。世界最高のフットボーラーが重大な決断を下した背景には、アルゼンチンサッカー協会の腐敗があった。(文:藤坂ガルシア千鶴【アルゼンチン】)

【独占インタビュー】アルゼンチンサッカー協会グロンドーナ会長「私が日本のコパ・アメリカ辞退に反対した理由」

7月30日、アルゼンチンサッカー協会の会長、フリオ・グロンドーナ氏が逝去した。長く南米サッカーのドンとして君臨していたグロンドーナ氏。当時は日本のコパ・アメリカ不参加に揺れていた時期。その真相を会長に訪ねた。2011年5月に取材したインタビュー原稿を再掲する。

かつては酷評も今は溺愛。“キャプテン”メッシはなぜアルゼンチン代表でも輝けるようになったのか?

南米予選を首位で勝ち上がったアルゼンチン。かつてはメッシという至宝を抱えながら、彼を活かすことができず、バルサとはまるで異なるパフォーマンスのメッシ自身も批判に晒された。だが、今ではチームのキャプテンにも指名され、国民が愛するヒーローとなっている。メッシはなぜ輝けるようになったのか? 代表チームの軌跡を追った。

予選大苦戦だった南米王者ウルグアイ。“死の組”突破のカギは強力2トップ活かすゲームメーカー

前回大会4位、南米王者にもなったウルグアイだが予選は苦戦した。プレーオフの末、勝ち上がり、抽選会では運悪く“死の組”に入った。1950年大会では決勝で開催地ブラジルを破った縁起の良い場所だが果たして…。

南米最強の守備力と後半要注意の攻撃力。知将率いるコロンビアのどこを攻略すべきか?

ブラジルW杯で日本が3戦目で対戦するコロンビア。シード国であり、タレントも揃う強敵だ。監督は一時期日本代表監督候補にも名前があがったペケルマン。世界屈指の知将に率いられた南米の雄はどんなチームなのか? そして弱点はあるのか?

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