予選大苦戦だった南米王者ウルグアイ。“死の組”突破のカギは強力2トップ活かすゲームメーカー

前回大会4位、南米王者にもなったウルグアイだが予選は苦戦した。プレーオフの末、勝ち上がり、抽選会では運悪く“死の組”に入った。1950年大会では決勝で開催地ブラジルを破った縁起の良い場所だが果たして…。

2013年12月14日(Sat)11時00分配信

text by 藤坂ガルシア千鶴 photo Kenzaburo Matsuoka
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4回目のプレーオフ

「プレーオフはウルグアイの国家遺産」

予選全日程を終了し、ダイレクト通過圏内の4位に得失点差で及ばず、ヨルダンとの大陸間プレーオフ行きが決まった翌日、有力紙「エル・パイス」に掲載された皮肉たっぷりの見出しである。

 ウルグアイが大陸間プレーオフを戦うのは、なんとこれが4回目。しかも4大会連続となれば、真面目なメディアもついジョークまがいの見出しをつけたくなるものだ。

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チームの主柱ディエゴ・フォルラン【写真:松岡健三郎】

 予選で苦戦を強いられる理由は毎度異なるが、今回の場合は前回の南アフリカ大会で4位の好成績をおさめ、2011年のコパ・アメリカで優勝を果たしたチームだけに、メディアやファンからは厳しい目で見られ、オスカル・タバレス監督だけでなく主力選手でさえも容赦なく酷評された。

 序盤は快調だった。ホームで行われた初戦のボリビア戦を4-2の勝利で飾り、アウェーでパラグアイと引き分けた後、3節ではルイス・スアレスが4得点をマークして強敵チリを4-0と粉砕。チームの主柱ディエゴ・フォルランも健在ぶりを見せながら第6節までは無敗を守り、その時点で2位につけていた。

 南米王者の肩書に相応しく、今回は順調に勝ち進むだろうと思われたその時、タバレス監督のチームは第7節で大きな打撃を受けた。コロンビアに大敗を喫してしまったのだ。

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