プロ野球界出身からの理事はJリーグ史上初
プロ野球界出身の人材を理事に受け入れるのは、史上初の出来事。ただ小宮山氏といえばかなりのサッカーファンで、野球評論家としてスポーツニュースに出演した際には、サッカーコーナーになると野球コーナー以上に目を輝かせてコメントしているほど。なかでも千葉県・柏市出身ということもあり、「柏レイソル」の熱狂的なサポーターとして、あまりにも有名なのだ。
そのレイソル愛はまさに本物で、例えば「現役時代、オフはレイソルのレプユニを着て自主トレ。レイソルの選手と一緒にトレーニングすることもあった」、「2005年のロッテ優勝時のビールかけでは、かぶっていた水泳キャップに『レイソル頑張れ』と書いて残留争い中の柏にエールを送った」などなど、その愛は伝説級である。
もちろん、2011年シーズン、クラブがJ1初優勝を決めたとき柏駅前で開催された優勝報告会にも当然のように参加している。
プロ野球畑でありながら、サッカー愛(柏レイソル愛)に溢れている小宮山氏の理事会入り。一体、どんな効果が生まれるか、注目されそうだ。
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