補強面と総合力それぞれの診断結果
補強評価 C
多くの主力が一斉に移籍
若手によるベースアップは不可欠
大木監督時代からチームの中心として活躍してきた工藤(→広島)、オ・スンフン(→未定)、三平(→大分)、横谷(→大宮)、そして昨季中心選手に成長した酒井(→松本)といった選手たちが一斉に抜けた。実績十分の山口やキム・ナミル、いまが旬のダニエル・ロビーニョや菅沼を補強したものの、総合的に見て戦力値はややダウンといったところ。期限付き移籍から復帰した宮吉、原川のような若手がどれだけチーム力を底上げできるかが重要なポイントになる。
総合力評価 B
J2をリードすることは確実
選手個々の出来がカギを握る
戦力ダウンは否定できないとはいえ、今季もJ2をリードする集団に入ることは確実だろう。昨季の得点王である大黒が残った上でダニエル・ロビーニョを獲得した前線の破壊力は非常に高く、中盤もキム・ナミルの加入で安定感は増すはず。最終ラインの層の薄さは否めないが、百戦錬磨の山口を加えた最終ラインも期待値は高い。和田監督は神戸時代からシンプルな[4-4-2]で選手のポテンシャルを引き出していただけに、成績は選手個々の出来に大きく左右されそうだ。
【了】
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