インテルに所属する日本代表のDF長友佑都（28）が、ガラタサライ移籍の噂を一蹴した。

　インテルは、ガラタサライのMFフェリペ・メロ獲得を狙っているが、取引相手が長友とのトレードを要求しているため、交渉は難航している。長友は昨季負傷による長期離脱を強いられたことでクラブの放出リストに入っていると報じられており、今夏の退団が取り沙汰されている。

　伊メディア『トゥット・メルカート・ウェブ』によると、長友の代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏は、長友の将来について「ガラタサライ移籍の噂を耳にしたが、この件に関する交渉は一切進んでいない。佑都が関心を示さない限り、クラブと話し合いはできないよ。現時点でこのシナリオは存在しない。ガラタサライとの具体的な話は何もない」とトルコ行きの可能性を否定。

　また、今後の去就については「マーケットが閉まるのはまだ先であって、タイミングに関して多くを語ることはできない。我々は佑都が満足できる目的地を探している。以前にも話したが、セリエAのクラブに移ることは考えておらず、海外移籍という解決策を見定めている段階だ。しかし、現在のところは不確定なままだよ」とコメントした。

　尚、長友の移籍先候補には、シャルケ、リール、ストーク、ウェストブロムウィッチ（WBA）などが挙がっている。25日からはインターナショナル・チャンピオンズカップ中国ラウンドが始まるため、各国スカウトに活躍をアピールしたいところだ。

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