パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチ（33）が、自身の去就について意味深な発言を残していると、英紙『ガーディアン』が伝えている。

　イブラヒモビッチは、30日に行なわれたインターナショナル・チャンピオンズカップのマンチェスター・ユナイテッド戦後に「PSGでのプレーを楽しんでいることは、ピッチ上での俺を見れば分かるだろう？クラブとの契約は残り1年だが、今はとても幸せだ。物事はうまく進んでいる。PSGは強豪クラブで、もっと多くのことを達成できる」と話し、2014/15シーズンに史上初の国内三冠を達成したチーム力に自信をのぞかせている。

　一方、イブラヒモビッチは今夏、日本代表のFW本田圭佑が所属するミランを筆頭に、様々なクラブから関心を寄せられている。現時点ではPSGでのプレーに満足していると公言しているものの、「俺の未来は（代理人の）ミーノ・ライオラの手の中だ」と発言したり、米MLSへの興味を語ったりするなど、近い将来フランスを離れる可能性をほのめかしている。同選手はユナイテッド戦後に「俺の次の移籍先は、ビッグサプライズになるだろう」と意味深なコメントを残し、会場を後にしている。

　なお、イブラヒモビッチの得点などでユナイテッドに2-0と勝利したPSGは、ニューヨーク・レッドブルズと勝ち点10、得失点差+5でん並んだものの、総得点の差で北米ラウンド王者に輝いた。同クラブは8月1日に行われるトロフェ・デ・シャンピオン（フランス・スーパーカップ）でリヨンと今季初の公式戦を迎える。

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