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トゥヘル監督、1stレグの展開に唖然も前向き「自らを責め続ける必要はない」

text by 編集部 photo by Getty Images

トゥヘル監督、EL本選出場に向けて意気込み「グループステージにたどり着きたい」
ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督は、現地時間27日に行われるヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグのオッド戦に向けて意気込みを語った。クラブのオフィシャルサイトで公開している。

 先日行われた1stレグでは、試合開始直後の17秒でドルトムントは失点し、さらに19分と22分にも立て続けにゴールを奪われ3点差を追う展開となった。

 しかし、FWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで1点を返すと、その後は日本代表MF香川真司の得点などもあり4-3の大逆転勝利で1stレグを終えていた。

 この試合に関してトゥヘル監督は「全く説明がつかない。我々は6試合を戦い、そのうち5試合を無失点に抑えた。3失点を喫した試合についていつまでも論じるべきなのかはわからない」と唖然としているようだ。

 しかし、「このことで自らを責め続ける必要はないと思う」と語り、予想外の展開であったことを明かしている。

 1stレグを戦ったことで、“未知の相手”オッドのことも研究できたようだ。DFマティアス・ギンターは「相手がどんな戦いをするのかはもうわかったよ。ウインガーへのロングボールやパスが多いんだ」と分析している。

 また、チームの目標については「何としてもグループステージにたどり着きたい。それがかなえば、大会の最後まで勝ち残れるチームと見られるだろう」とコメントし、グループステージ到達が目標だと語った。

 今回の試合はドルトムントの大サポーターが待つホームでの一戦。ドルトムントはスコア次第では敗れてもグループリーグ進出が決まる。声援を味方につけて勝利を掴み取りたいところだ。

【了】

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