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マンU、S・ラモス騒動の復讐完了?レアル移籍“未遂”デ・ヘアと大型契約延長へ

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU、S・ラモス騒動の復讐? レアル移籍“未遂”デ・ヘアと大型契約延長か
レアル・マドリー移籍が破談したダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】

 今夏レアル・マドリー移籍が破談したダビド・デ・ヘアが、一転してマンチェスター・ユナイテッドとの大型契約延長に近づいている。10日、イギリス『トークスポーツ』が報じた。

 移籍市場最終日にユナイテッドからマドリーへと移籍合意に至ったデ・ヘアだが、書類不備によって破談に終わっている。移籍まであと一歩のところまで近づいた同選手だが、一転してユナイテッドと5年間の契約延長に向かっているようだ。

 デ・ヘアの代理人であるジョルジュ・メンデスは既にマンチェスター入りしているとのこと。新契約では同選手は週給20万ポンド(約3700万円)となる予定で、移籍金も今夏合意に至った2900万ポンド(約54億円)から5000万ポンド(約93億円)へと跳ね上がるとみられている。これは、GKの移籍金としては途方も無い金額だ。

 マドリーにとっては、完全なる敗北といっていいだろう。デ・ヘア移籍が破談に終わった上に、同クラブはユナイテッドに対して移籍金740万ポンド(約14億円)を支払わなければいけない義務を負い、さらには同選手の獲得は事実上不可能となりかけている。

 今夏、ユナイテッドはDFセルヒオ・ラモス獲得を狙い、結果的に同選手のマドリーとの契約延長の“ダシ”に使われた。ユナイテッドにとっては、これ以上ないリベンジを果たしたといえそうだ。

【了】

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