マンチェスター・ユナイテッドがバルセロナのルイス・スアレス獲得に向けて動いているようだ。英紙『テレグラフ』が16日付で伝えた。

　ルイス・ファン・ハール監督率いるユナイテッドは、公式戦ここ5試合で3分2敗と勝ち星に恵まれていない。また、今季序盤には3点、4点と得点を重ねる試合も見られたが、10月17日のエバートン戦を最後に3点以上をマークした試合はなく、以降12試合で3勝と不調に陥っている。

　攻撃力不足が指摘されるようになった状況を受けて、ユナイテッドは来年1月の移籍市場解禁に伴ってスアレスの獲得を画策し始めたようだ。同紙によると、来月中の交渉成立にも自信を覗かせているという。

　しかしながら、スアレスは今季公式戦22試合で19ゴール9アシストを決め、バルサ自慢の前線トリオ“MSN”の一角を担っており、同紙はバルサがウルグアイ代表FWを手放すとは考えにくいとの見解も示している。

　スアレス獲得のみならず、ファン・ハール監督の解任とその後任候補についても様々な噂が飛び交うユナイテッド。果たして、赤い悪魔（ユナイテッドの愛称）はビッグディールを成功させることができるのだろうか。

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