監督交代が噂されるレアル・マドリーだが、フロレンティーノ・ペレス会長はすでに後任を決定しているようだ。27日付け『マルカ』が報じている。

　今季からマドリーを率いるラファエル・ベニテス監督は、ホームで行われたリーグ戦第12節バルセロナ戦を4-0で大敗。さらにコパ・デル・レイでの失格、リーガ・エスパニョーラ第15節ビジャレアル戦の敗戦、選手たちとの間に大きな溝と問題が続出しており、解任の噂が絶えない。

　過去マドリーを率い、今季チェルシーの指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ氏の名前も後任候補として挙がっているが、ペレス会長は既にシーズン中の後任監督は決めているようだ。ベニテス監督が途中解任となれば、マドリーBチームのジネディーヌ・ジダン監督を据える心構えであるとされている。

　ジダン監督はペレス会長が盲目的な信頼を置く“秘蔵っ子”である。会長自身が2001年に獲得し、その後マドリーで引退し、会長補佐やトップチームのアシスタントコーチ、さらにはBチームの監督を務めている。既に選手たちから信頼と尊敬を得ており、監督就任は全く問題はないと考えられているようだ。

　果たして、マドリーのレジェンドであるジダン氏の監督就任は実現するのだろうか。

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