チェルシー退任後にフリーとなっていたジョゼ・モウリーニョ氏が、来季マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任する見通しとなったようだ。英紙『スカイスポーツ』や『BBC』など、複数のメディアが報じている。

　今季リーグ戦で5位に終わり、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得を逃したユナイテッド。結果を残せなかったルイス・ファン・ハール監督の去就が注目される中、ポチェッティーノ監督やカルロ・アンチェロッティ氏、そしてモウリーニョ氏など、複数の後任候補の名前が浮上していた。

　その中でもモウリーニョ氏は以前から最有力候補して考えられていたが、同氏自身にもシリア代表などから監督就任のオファーが届くなど、招聘に向けて熾烈な戦いが繰り広げられていた。

　モウリーニョ氏はかつて、インテルやレアル・マドリーなどを率いた経験がある。昨季はチェルシーで指揮を執り、チームをプレミアリーグ優勝に導いていた。多くのタイトル獲得に導いてきた実績があるだけに、ユナイテッドにとっては来季に向けて朗報と言えるだろう。数日以内に、ユナイテッド側からモウリーニョ氏就任の発表がありそうだ。

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