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メッシ不在のアルゼンチン、前回王者チリにリベンジ。決勝の再戦制し白星発進

text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン
1得点1アシストのアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】

【アルゼンチン 2-1 チリ コパ・アメリカ】

 現地時間6日、コパ・アメリカのグループステージでアルゼンチン代表とチリ代表が対戦した。

 前回大会の決勝の再現となった同カードだが、いきなりグループステージの初戦で激突した。

 アルゼンチンはエースのリオネル・メッシがベンチスタートとなり、ゴンサロ・イグアイン、アンヘル・ディ・マリア、ニコラス・ガイタンが前線に入った。一方のチリもアレクシス・サンチェスやアルトゥーロ・ビダルが先発している。

 試合開始早々、ディ・マリアのクロスにガイタンが頭であわせるがこれはクロスバーにヒットしてチリは肝を冷やす。アルゼンチンはその後もセットプレーからチャンスをうかがうが、精度を欠いて得点には至らない。チリもサンチェスが気を吐くが、前半はスコアレスで終える。

 しかし、後半開始直後にスコアが動く。6分、PAエリア内からディ・マリアが左足のシュートを沈め、アルゼンチンが先制する。その後、アルゼンチンはディ・マリアのパスを受けたエベル・バネガが左足で2点目を叩き込み、リードを広げる。

 前年度王者のチリは後半アディショナルタイムにジョゼ・フエンサリダがセットプレーからヘディングシュートを決めて1点差に詰め寄るが、アルゼンチンが逃げ切りに成功した。

 最後までメッシに出場機会はなかったが、アルゼンチンが前回大会決勝のリベンジを果たし、初戦を制した。次節、アルゼンチンはパナマと、チリはボリビアと対戦する。

【得点者】
51分 1-0 ディ・マリア(アルゼンチン)
59分 2-0 バネガ(アルゼンチン)
90+4分 2-1 フエンサリダ(チリ)

【了】

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