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ナイジェリア主将ミケル、政府を批判。相次ぐ飛行機トラブルで現地入りが大幅遅延

text by 編集部 photo by Getty Images

ミケル
ナイジェリア代表主将のミケル・ジョン・オビ【写真:Getty Images】

 リオ五輪のグループステージ初戦で日本代表と対戦するナイジェリア代表は、度重なるアクシデントによって合宿地アメリカから出発できない状況が続いた。

 この状況に、代表チームでキャプテンを務めるミケル・ジョン・オビがチケット手配に不備があった政府を批判した。『BBC』に対して語った。

 チェルシーに所属するミケルは、航空チケットを手配するはずだったスポーツ相の手違いが続いたことが原因だと語っている。

「ナイジェリアのスポーツ相は、チームの航空チケットを手配する責任がある。だけど、支払いの手違いがあったことを聞いたんだ。チャーター便を手配するためにスポーツ相から支払われた金は、火曜日の段階で航空会社に渡っていなかった。だから、航空会社はチャーター便を中止した」

 また、これらの問題はナイジェリアサッカー協会(NFF)ではなく、スポーツ相の責任であると述べている。

「面倒なことだったよ。だけど、NFFが指摘してきたように僕らは早く始動しなければならなかった。この問題にNFFがすべきことは何もない。僕らは数時間で出発する用意ができると言われていた。だけど、それは先週の話なんだ」

 現地時間5日に日本と対戦するナイジェリアだが、搭乗する飛行機が小さすぎてキャンセルし、現地到着は日本戦の4時間前になるのではと予想されている。

 ナイジェリアは日本と対戦したのち、スウェーデン、コロンビアと対戦する。ブラジルの過酷な環境での試合に向けてコンディション調整ができないことは、大きな影響を及ぼしそうだ。

【了】

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